EPISODE 04

株式会社AGRIST

京都府

瀬川 魁人さん

僕たちにしかつくれない玉ねぎを。
そのパートナーが「ケルたま」でした。

株式会社AGRISTは、京都府最大規模の生産量を誇る米農家さんです。約20ヘクタールの水稲を基本品目としながらも、小麦や野菜の本格的な栽培も行っています。白ネギ50a、キャベツ2ha、ナス10a、玉ねぎ1.5haの生産・販売に取り組み、その玉ねぎの品種に採用されたのが、ファイトリッチの「ケルたま」でした。ケルたまを選んだきっかけはなんだったのか。ファイトリッチの魅力とは。野菜部門の瀬川さんに語っていただきました。

地元・京都で「ケルたま」を広めたい。

ケルたまを導入したきっかけを教えてください。

AGRISTに入る前は、淡路島の農家さんで修行させてもらってたんです。そこで出会ったのがファイトリッチの「ケルたま」でした。毎日畑に入るうちに玉ねぎづくりに惹かれていき、次第に自分の地元である京都で、おいしい玉ねぎを広めていきたいと強く思うようになりました。それからご縁をいただいて京都の米農家「AGRIST」に入社し、野菜部門を自分で立ち上げました。自分を育ててくれた師匠への恩返しの意味も込めて、玉ねぎの品種はケルたま。そう心に決めていました。

ケルたまの魅力とは。

貯蔵性が高いことと、1年中供給できることですね。つまり、おいしい玉ねぎが1年中食べられるということです。また、抗酸化作用や抗炎症作用、体内の余分な脂肪を減らしてくれるケルセチンも豊富に含まれています。玉ねぎってあらゆる料理に使えるし、ご家庭の献立に寄り添っている野菜ですよね。なかでもケルたまはお客さまにも評判ですよ。

種に込められた情熱が伝わってくる。

ファイトリッチの“良さ”ってなんでしょうか。

どうせつくるなら健康的な野菜を届けたい。体にいい野菜ってなんだろうと考えた結果、ファイトリッチに辿り着きました。農家目線で言わせてもらうなら、ファイトリッチを開発されているタキイ種苗さんの農業への熱い思いに惹かれますね。情熱をかけてやっておられて、タキイさんの熱量を感じると、僕らもがんばろうって励まされます。そういう想いの部分も含めたところに、ファイトリッチの価値があるのかもしれませんね。

ファイトリッチ×生産者により、よりよい「ケルたま」になっていく。

ファイトリッチの野菜を育てるやりがいについてお聞かせください。

僕ら農家にとってありがたいのは、タキイ種苗さんが共に試行錯誤してくれること。一緒になって、おいしくて安定供給できる玉ねぎづくりをしている感覚にさえなりますね。いろんな方々の発想や知恵をいただきながら、よりよいケルたまをつくっていくことにやりがいを感じています。

今後、ファイトリッチを通じて取り組みたいことはなんでしょうか。

僕の夢は、ゆくゆくは玉ねぎ1本でやっていくこと。そのために今は緑肥、土、育苗などの方法論を確立し、マニュアル化することを目標にしています。京都で、1年中食べることができて、栄養もあって、おいしい。そういう玉ねぎをつくっていこうと考えたときに、ケルたまが必要でした。まだまだ道のりは長いですが、将来を思うとワクワクしかないですね。