EPISODE 09

有限会社 アーティフル

生産者
熊本県

隈部 浩樹さん

ファイトリッチとともに、
たのしい・おいしい・体にいい!を届けます。

熊本市北区に農場をもつ生産法人「有限会社アーティフル」。積極的に新品種・新作型・新システムを導入した特色ある野菜を作り、持続可能な農業を目指しています。近年では、見ておいしい・食べておいしい安心安全な野菜シリーズに注力し、ファイトリッチのミニトマト「千恋(ちこ)」や「オレンジ千果(ちか)」を採用。野菜を通じて食卓を明るくしたいという思い、そしてファイトリッチの魅力などについてお話を伺いました。

千恋・オレンジ千果を採用。
気候に左右されにくい安心感は大きい。

ファイトリッチを導入したきっかけはなんでしょうか。

タキイ種苗さんとは当社設立当初からのお付き合いで、日頃から頻繁に情報・意見交換をさせていただいていて、その流れでファイトリッチを知り、いろんな野菜を機能性成分という切り口で展開されていてすごくおもしろいと思ったんです。ちょうどその頃、機能性成分が豊富な野菜を展開していきたいと探していたので、色もきれいで機能性成分も豊富な「千恋」、「千果」シリーズのミニトマトを導入しました。

アーティフルではさまざまな「見た目が美しく栄養価が高い、安全・安心な野菜」を作っていますが、「オレンジ千果」は美しくつやのあるオレンジ色と「千果」を引き継いだ食味のよさ、そして体にもよい効果があるとされる機能性成分を含むと、アーティフルの想いにぴったりの品種です。「千恋」は高級感のある果形と抜群の食味で、評判がよくアーティフルにとって欠かせません。

タキイ種苗さんの品種って、耐病性や生産性が安定していて育てやすいんです。強烈な猛暑が9月まで続いたり、日が照らない日が続いたり、最近の予測不可能な天候のなかで優等生なのがタキイのタネなんです。
ミニトマトはICTやセンサーを使って自動化したスマートハウスでさまざまな品種を栽培しているのですが、「オレンジ千果」は栽培しやすく安定して収量がとれます。
そのため、新入社員でも半年で栽培を任せられるほど。カラー系の品種は栽培が難しいのですが、「千果」シリーズは安定して栽培できます。さらにデータ分析して独自の栽培技術で収量を増やすこともできているんです。

見ておいしい。食べておいしい。
そのための試行錯誤がおもしろい。

ファイトリッチを育てるやりがいや難しさとは。

私たちアーティフルは、テーマを掲げて野菜作りをしています。見た目に鮮やかな彩り野菜や、ちょっと変わった形で料理が楽しくなる野菜たち。それでいて、可能な限り減農薬・減化学肥料を目指し、体にやさしい野菜を育てています。

例えば、色がきれいなミニトマトは、それがあるだけで食卓がパッと明るくなると思うんです。サラダ一つとっても、ミニトマトを添えるだけで明るくなるじゃないですか。そんな「見ておいしい。食べておいしい」野菜を届けたいと思っています。そのためにどうすればきれいな色が出るだろうとか、もっとおいしくできないだろうかとか。そういった試行錯誤が難しさであり、やりがいですね。

魅力はすでにたくさんある。
だからこそ、お客さまに共感される発信を。

ファイトリッチの魅力はなんでしょうか。

見ておいしい。食べておいしい。そして安全・安心。さらにそこに機能性成分をプラスしてくれるのが、私たちにとってのファイトリッチシリーズ。いろんな品種に対して、通常の品種との比較やデータが打ち出されているので、安心して売っていけることも追い風になっていますね。

ファイトリッチを通じて取り組みたいことや期待していることとは。

健康志向の高まっている今、ファイトリッチの需要はこれからますます高まっていきます。
体にいいだけでなく見て美しく食べておいしい、そんな食の楽しみを一緒に作っていきたいです。